SMAPの中居 正広さんが11年ぶりの月9ドラマ出演ということで話題になっているのフジテレビ「婚カツ」は結婚活動をテーマにしたラブコメディーです。
失業した邦之(中居正広)が、既婚者であることが採用条件となっている採用面接試験で、つい結婚の予定があると嘘をついてしまったことから物語が始まります。
NHKでは、「婚カツ」に先駆け4月から放送を開始した「コンカツ・リカツ」は、母と二人暮らしの独身女性、七海(桜井幸子)と突然夫から離婚を言い渡さた、梨香子(清水美沙)と雑誌の副編集長で仕事優先で生きてきた、るり子(国生さゆり)という人生観の違う三人の女性の物語です。
このドラマで注目する点は、国生さゆりさんが演じる、キャリアウーマンるり子の人生観だと思っています。
るり子は、現代の婚活市場を実にシビアに考えており、その考えを基に七海や梨香子に的確な意見を出していきます。
双方のドラマを通じて、結婚活動をめぐる騒動を通して、愛って何だろう?とか結婚って何だろう?とかを明るく前向きに考えて行けそうです。
自分でなんとか結婚相手を見つけようとして、合コンや出会い系サイトなどのインターネットでお相手探しを行っても理想とのギャップがあった方も多いのではと思います。
ご自分の理想的な結婚相手に出会うための手段として、お見合いや結婚相談所が見直されています。
ひと昔までは、お見合いや結婚相談所というと、自分で結婚相手を見つけることができない方が利用する手段というイメージがありました。
しかし今は、結婚活動についてのドラマ化もあり健全かつ賢人な方々の出会いの場としてその利用者も増加しています。
マイナスイメージが強かったそれらの結婚活動が「婚活」という言葉ができ、ドラマで放映されることにより明るく自然な活動というイメージに変わりました。
お見合いは、日本古来から伝わる結婚を前提とした出会いの手段です。
結婚は家系を守る手段としてその9割がお見合いでその家系にあった方と出会い、そして結婚をしていました。
しかし、現代は結婚の9割が恋愛結婚に変化しています。
お見合いの利点は、ご紹介された方は初めから結婚相手という事です。
共にこれからの人生をこの方と歩めるかを出会いの時から考えて生きます。
恋愛結婚でその考え方になるには、見合い結婚と比べて多少時間がかかるのが普通ではないでしょうか。
結婚活動は結婚をすることができない方々の活動では無く、より多くの幸福を求めるものです。
お見合いや結婚相談所の利用も、幸福を求める手段として利用してください。
婚活をテーマにした、ドラマを通じてそんなことを感じました。